株の仲介手数料は富裕層に有利?

株式投資をする際に購入時仲介手数料が必要です。
この仲介手数料は、証券会社が取引代理業として、市場と投資家を仲介する際に発生する手間に対して支払われるもので、投資額や利益確定金額によっても異なります。
小単元で購入する場合、手数料が低く、大口で購入する場合は割合的に低くなるものの、利益に応じて仲介手数料の割り増しがある場合があり、これは富裕層にとって不利となるのですが、インターネット証券の場合は、3000万円以上で頭打ちとなることがあり、最も低い手数料体系で3000万円以上の約定で1000円程度の手数料というところもあります。
こうなると、富裕層に有利と感じますが、投資は必ずしも利益をもたらすとは限りません。
購入単価(簿価)を割り込む場合もありますし、また、簿価に関わらずインカムを目的として高い株価水準でも一定量の株を購入末う場合もあります。
株式上場企業に働き、役員となる場合、企業の株を保有することがありますが、この場合、給与から毎月持ち株として天引きされることがあり、自社株会や持株会がある企業では一般社員であっても購入ができ、割安な価格で単元以下の購入も可能ですが、必ずしも安値水準で購入できるわけではありません。
本来、富裕層が取り組む投資は、短期で利ザヤを稼ぐのではなく、長期でインカムを得る目的として行なわれ、購入時点の価格が髙いか安いかを問題にしていないことが多いでしょう。
利ザヤは、一度の売買でしか出ませんが、インカムとなれば、所持期間中毎年配当収入が得られるため、売却時の価格をプラスすれば長期で必ず利益が出ます。
問題は、成長性のある企業への投資で、安定した投資家とその数が必要であるため、投資する企業選びが重要となるのです。
投資は、その人に合ったスタンスで臨み、無理のない方法で行うのが良いため、富裕層に有利であるということはありません。